店舗名:えぎら鍼灸指圧治療院
営業時間:月曜~土曜 午前9:00~午後8:00
日曜休診 祝日営業 ※但し、GW、お盆、正月は休みます。
当日予約大歓迎
住所:岐阜県羽島市江吉良町402番地
交通:名鉄竹鼻線 江吉良駅徒歩3分
電話番号058-322-8672
当院はこんな目的に対応できる。
誰もが幸せな人生を歩みたいと考えていると思います。それに対して具体的な目標を立て、具体的な行動を起こしてください。と言われると難しいと思いますか?
結論から言えば、昔の人に倣えば簡単です。昔の人の考えとは「老子、荘子」のことです。いわゆる老荘思想です。
その老荘思想から派生したのが伏羲・神農・黄帝の三皇様と今も人々に尊敬されている神様みたいな存在です。
黄帝のウイキペディアにはこう書かれています。
>医者としての黄帝
>前述の『黄帝内経素問』、『黄帝内経霊枢』は黄帝の著作と信じられ、これは東洋医学の始まりとなった(書については黄帝内経参照)。中国鍼灸各家学説を執筆した魏稼は、黄帝の師は、岐伯である事から、中国最古の医学流派を岐伯黄帝派と名づけた[6]。この学派の創始者は岐伯で、中心人物であり、[6]。これらが、漢方およびはり灸らの中国原初とみなされた。なお、日本のユンケル黄帝液は、東洋医学発祥を記してこの黄帝から名付けられている。
老荘思想のウィキペディアの文章を貼ります↓
>老荘思想が最上の物とするのは「道」である。道は天と同義で使われる場合もあり、また天よりも上位にある物として使われる場合もある。「道」には様々な解釈があり、道家の名は「道」に基づく。
『老子』『荘子』『周易』は三玄と呼ばれ、これをもとにした学問は玄学と呼ばれた。玄学は魏の王弼・何晏、西晋の郭象らが創始した。
老荘思想の最たるものが道の教えです。そこから→「黄皇が岐伯、伯高、小兪を訪ねて鍼道が誕生したと晋の皇甫謐『甲乙経』に記載がある」と説明があります。黄帝様の教えが鍼道です。
ここからもう面倒くさくなったので「黄帝内経 昔の人は100歳まで生きた」とネットで調べてみます。そうするといくつかヒットしたので↓に貼っておきます。
>のがこの黄帝内経です。岐伯は機知に富んだ人と思われ多くの逸話があります。例えば、黄帝が「最近の若者はどうしてこうも弱くなったのであろうか。昔の者は100歳までしっかり生きたのに最近は50歳ぐらいで病気になっているではないか」と聞かれますと岐伯は莞爾として「それは美酒、美食におぼれ、運動不足のうえにSEXにも溺れているからなのです。」とまあ、切れ味よく解説を下しております。生活習慣病はこの頃から有ったのですね。なんだかホットするような、情けないような話しですが、しかしこの本はただ者ではないと感じました。さらにこの本をめくって行くと文中に『是故聖人不治巳病、治未病』を見つけたのです。ちょっと訳をしますと、「名医は病気になってからの患者を治すのではなくて未だ病気になっていない人を治す。」と書かれています。ビビビ?と来たわけです。『これは究めなければ』10年前の事でした。
世界から観て日本は、奇妙かもしれません。実際に漢文を翻訳して感銘を受け、文献から紐解き、実験を重ね、実践レベルで使えるまで仕上げてしまう所ですね。そして、その基本テクニックが国家試験の問題に出るわけですから、発端から考えると、気が遠くなる。漢字や漢文や古文が義務教育から無くならないのは、こうした過去の遺産を継ぐ為かもしれませんね。
長生きを調べるには死因を調べる必要があります。私が学生の頃もそうでしたが、悪性新生物(癌)と脳血管と心疾患が不動のトップ3です。で、これらに共通する事は、年齢と共にリスクが上がるという事です。
自力で肩こり、腰痛が治らないレベルの体質低下を放置するのは危険
結論から言うとこういう事です。幸せになりたいと考えるなら、リスクを考えて、それを遠ざける事をすれば良い。高い保険に入ったとしても、そのリスクを回避できる手段が確立されていないのなら、お金では満足する解決には至りません。
楽には死ねない。
「長生きできますよ。」と言うと、よくある反応で「私は長く生きたくない!」と返される事が度々あります。その人達の頭の中には、「電源を抜いたように楽に死ねる観」があるようです。これを否定するには、上で説明してある未病治という知識が必要です。それで長々と説明させて頂きました。
私自身、健康に投資する事が、何より確実で、全員が幸せになる方法だと思っております。
皆さんが健康で働ければ、いや例え働けずとも、自分の事は自分でやれる程度ならば、国も、地域も、家族も、アナタ自身も幸せだと思いませんか?道の教えの究極はそういう事だと私は解釈しています。
これらの科学的な根拠について説明をしてみる
肩こりとそれらのリスク回避についての説明を科学的な側面からしようと思うと、1927年に遡る事になり、説明のくどさが増します。興味がある方は↓の文章も読んでください。
調べたら、それらしいのが英語しか見つかりませんんでした。日本語の元のはもっと難しいし長い。
>Therapeutic uses and scientific validation
Acupuncture of Zusanli induces local serotonin release.[1] Furthermore, the stimulation of this acupoint is shown to decrease inflammation, as evidenced by decreased cytokines (including interleukin 6) and inhibition of edema in a rat model of inflammation involving carrageenan injection.[2] Zusanli activation also improves insulin sensitivity [3] and cerebral blood flow (an effect mediated by nitric oxide),[4] while it decreases sympathetic nerve activity and arterial pressure.[5] An analgesic effect, mediated in part by nitric oxide as well, through the upregulation of inducible nitric oxide synthase (iNOS),[6] an increase in endogenous opiates,[7][8] muscarinic cholinergic receptors and serotonin receptors 5-HT1a and 5-HT3, was repeatedly evidenced.
The stimulation of Zusanli decreases the locomotor activity elicited by nicotine administration and decreases Fos-like immunoreactivity in the basal ganglia (e.g., the striatum, particularly the nucleus accumbens) in a rat model of nicotine sensitisation.[9] Those changes in the basal ganglia also improve the alcohol withdrawal syndrome in similar experimental conditions.[10]
↑ちょっと訳せないんで、グーグル翻訳貼っておきます↓
>治療用途と科学的検証
足三里の鍼治療は局所的なセロトニン放出を誘発します。[1]さらに、この尖点の刺激は、サイトカイン(インターロイキン6を含む)の減少およびカラギーナン注射を含む炎症のラットモデルにおける浮腫の抑制によって証明されるように、炎症を減少させることが示されています。足三里の活性化はまた、交感神経活動と動脈圧を低下させる一方で、インスリン感受性[3]と脳血流(一酸化窒素によって媒介される効果)[4]を改善します。[5]誘導型一酸化窒素シンターゼ(iNOS)のアップレギュレーション、[6]内因性オピエートの増加、[7] [8]ムスカリン性コリン作動性受容体およびセロトニン受容体5-HT1a、 5-HT3は、繰り返し証明されました。
足三里の刺激は、ニコチン感作のラットモデルにおいて、ニコチン投与によって誘発される自発運動活動を減少させ、大脳基底核(例えば、線条体、特に側坐核)におけるFos様免疫反応性を減少させる。大脳基底核のこれらの変化は、同様の実験条件でのアルコール離脱症候群も改善します。
↑この実験の概要が↓です。こっちは日本語で解ると思います。
>灸は数 千年 来, 民間療法 の1つ として重視 されて来たが, その科 学的根拠 につ いては未解決 の まま実 用面のみ が強調 され てい る。 原志 免太郎 は,1927年 「灸の血 色素量 な らびに赤血球数 に お よ す影響 」を報告1)して以 来, 組 織学的, 薬理学 的 方法 に よ り灸 を研究 し, 1933年 「万病 に効 くお 灸 法」 と して実業之 日本社 よ り新 しい灸学 の 原理 を応 用 し臨床実験 を重ね た経験 が ま とめ られ た。2)この原式 灸法 は, 従来の 灸法 と同 じ くモ グサ を用 いて皮膚 を焼 く火傷で あるが, 古来伝承 されて来た経絡 説で はな く, 「非特 異性 加熱 自家 蛋 白体療法」 とい う新 しい 立場 に立 った, 今 日のいわ ゆる非特 異的免疫賦活療 法に相 当す る もの と考 えられる。
この時代の研究を皮切りに広まった
今では、この世界に鍼灸の無い国等、ないでしょう。タオイズム(老荘思想)もAcupuncture(鍼)も理解され、利用されています。ただ、一人一人の個人にまで最適な社会サービスが届くかと言われれば、それは別問題でして、口を開けてれば、楽に得られるのならば、誰も勉強しませんよね。未開な国、田舎、になればなる程、恩恵を受けるのは難しくなります。これを「努力する目的が得られた」と、喜ぶか、ただ、悲観するかは、アナタ次第です。