岐阜県羽島市江吉良町に、鍼灸整体のえぎら鍼灸指圧治療院はあります。

五十肩、四十肩の方へ、岐阜市、羽島市、一宮市、大垣市、柳津町、笠松町、安八町、瑞穂市、北方町、海津町から通いやすいです。

五十肩、四十肩の多くはほとんどが肩関節周囲炎です。この症状は個人差がとても大きいです。

肩のトラブル

五十肩、四十肩は俗称で、病名は別にあります。

五十肩、四十肩になった。この状態を感じたら、まず、病院に行くと思います。そこで、肩関節周囲炎、肩腱板断裂、石灰化等、正式な病名と対処法が告げられます。

ここが第一段階で、これまで、12年開業して、いきなり当院に来たという方はみえませんでしたし、来院された方の100%が肩関節周囲炎だったので、細かい説明は省きます。知りたい方はネットで調べてみてください。私から言いたいことは、病院で診断して肩関節周囲炎でしたら鍼灸の得意ジャンルという事です。

五十肩、は鍼灸六大疾患

鍼灸六大疾患と呼ばれるものがあります。そこに「五十肩」も含まれます。ざっくりとした話し、私もこの状況で自身にセルフケアの鍼灸技術がなければ、鍼灸院に通いますよ。五十肩になれば、背中の経穴に鍼が打てないので、日課の鍼灸練習もできなくなります。

五十肩はこんな感じ

実は、何回か、やや五十肩気味にはなったことはあります。鍼灸の練習はそれがとても軽く済むようにセルフケアも兼ねていますから、1週間もかからず良くなります。こんなに短いのは例外ですけど、慢性的な肩こりとは、違ってギックリ腰の肩バージョンって感じです。

五十肩、四十肩はやっかいです。

ここからの説明が最重要です。ネットで治療期間を調べると、ギックリ腰1~2週間に対して、五十肩は何も治療しなければ1~3年となっています。

全然、治療期間が違うことが確認できますよね?これは学校や勉強会で習った事や、私のこれまでの治療経験からしても概ね正しいと言えます。概ね正しい情報を、こうも簡単に入手できる素晴らしい世の中になったと、私は幸せを感じております。

なのに、五十肩の患者さんは直ぐに治ると思い込む

診断された時にドクターに聞いても良い、少しネットで調べても良い、簡単に解る事を何故か皆さんやりません。これは、かなり意外でした。で、なんの根拠もなく直ぐ治るという確信がある。「病院に行ったのになんで肝心の事を聞いてないの?」って謎の現象が毎回起きます。

軽い五十肩は直ぐなおる。

平均というのが曲者で、この症状は幅が広い。実は軽い五十肩は、10回くらい治療したら治ります。この軽いの目安は当院で1回治療して、その場である程度改善した場合は軽いです。

夜も痛くて眠れない程ではない。肩の挙上範囲が150度より上に上がるケースなら尚、良しです。当院の治療は全身治療ですから、一旦、良くなったらもう滅多に再発しないでしょう。

弱い腰をかばって肩に負担がかかるタイプの五十肩だったら、腰も治さない限りまた再発する可能性かあるいは、他の部位で、また炎症の類が起こると思いますが、それを防ぐ為にも全身くまなく治す必要があります。

酷い五十肩の場合。

最悪の場合、もしかしたら、3年かかる五十肩かもしれません。電気や温熱治療は治りを早くはしてくれないので、やはり、3年という期間は変わりません。その状態で肩に負担のかかる業務をしていたら、治りはますます悪くなります。

酷いケースというのは、簡単に言えば、当院の治療、初回で直ぐに効果が確認できないケースです。疾患抜きで考えれば9割方、その場で快方しますので、実はレアケースです。その9割が五十肩に限定すれば、7割くらいに減退する感じです。だから、五十肩だと言われると、どうしても私には苦手意識がでてきます。

夜間痛くて眠れなくて、どう手を置いても痛い。帯が結べない。肩を挙上しようとしても、90度くらいしか上がらないという最悪レベルでも、その場である程度良くなる人に限っては10~30回くらいの治療で良くなるので、ここまでの説明を踏まえた上で、1回だけ試しに治療するというのはお勧めです。

治療しても1年はかかる五十肩はあるらしい

私自身の経験ですと、五十肩の初回で効果がでないケースで、1年以上治療した経験はありません。

その場である程度効果が出ないと、険悪なムードになってしまいます。そこで「1年はかかるけど、続けてくれ」なんて言えません。鍼灸六大疾患などと言いますが、それは技術的な話しでして、現実には、高難度の説得が必要ですから、経験からして無理です。